関連キーワード

 
関連キーワードは応用手法です。最初は商標キーワードの使用を推奨します。
商標キーワード
 
関連キーワードのメリットは、ASPおよびGoogleからの評価が上がります。安全性の高い広告運用が可能です。デメリットは、調整しながら適切なキーワードを設定していくため、成果が発生するまでに時間がかかります。
 
商標キーワードでは、ペラページや広告グループの名前に使用している、社名・商品名・サイト名・ブランド名をキーワードに設定しました。関連キーワードは、直接的な広告の名前は使用せずに、広告にマッチしたユーザがGoogleで検索する語句を設定します。
 
例として、架空の和菓子屋「山田屋」のキーワードを設定します。
通常キーワードであれば「山田屋」や、目玉商品の「山田ようかん」が候補ですが、関連キーワードでは使用できません。ユーザにとって山田屋が回答になるような検索を考えます。たとえば「和菓子」「ギフト」「贈答品」「羊羹」などが該当します。
商標でない単語は、単体では意味が幅広く、対象の広告と無関係な検索が発生します。また同様の広告を出稿している他ユーザが多いため、検索結果に表示されにくいです。候補を組み合わせる「複合キーワード」という手法を用います。
[和菓子 ギフト]
[和菓子 贈答品]
[羊羹 京都 土産]
上記のように組み合わせます。必然的にキーワードの数は多くなります。20個~40個程度までは問題ございません。100個以上などにすると、検索結果にばらつきが生まれ、結果の観察が困難になります。わざと大量のキーワードを設定して、減らしながら選別する手法もございますが、まずは避けた方が無難です。
キーワードのマッチタイプは完全一致を選択します。左右に[この記号]を配置します。
 
複合キーワードのメリットは、競合する他ユーザの広告より優先して検索結果に表示される点です。たとえば山田屋の広告で、以下のようにキーワード設定した2個の広告があったとします。
広告Aのキーワード ”和菓子” ←フレーズ一致
広告Bのキーワード [和菓子 ギフト 羊羹 即日発送 おいしい おすすめ]
この時「和菓子 ギフト 羊羹 即日発送 おいしい おすすめ」で検索したユーザがいたとします。広告Aはフレーズ一致ですので、広告Aも広告Bも検索結果候補に含まれます。この場合は、完全一致している広告Bの方が、クリック単価が同じ、または低額でも、優先して検索結果に表示されます。
ユーザの動向を理解する必要がありますが、複合キーワードを使用すれば、費用を抑えて多く検索されるようなキーワード設定が可能です。
 
キーワードの選定は、広告を確認して、妥当なワードを探します。キーワードプランナーも併用できると好ましいです。配信すると、実際に検索された単語を確認可能です。結果をキーワードに反映させて、より効率的に検索されるように調整します。
 
(参考知識)キーワード選定
(参考知識)キーワードプランナー
難しい内容を含みますが、こちらは関連キーワードを使用する際にはご一読お願いします。不明点はお問い合わせお待ちしております。