<メンテナンス最初にやること>
 
売上を増やすためには、広告がクリックされなければいけません。
何故ならクリック数=1回、売上(注文数)=100個というのは、ほぼあり得ないからです。
しかし、クリック数を増やすためには、広告が検索されなければいけません。
 
 
ということは、まず最初に増やさなければいけない数字は「インプレッション数」です。
 
 
インプレッション数を増やすためにできることはたくさんありますが、キーワードのマッチタイプや品質の改善等は後々別のマニュアルで解説していますので、そちらをご覧ください。
一番簡単にインプレッション数を増やすためには「広告の知名度」を上げることが重要となってきます。
知名度の低い広告を出稿していましたら、知名度が高い広告と入れ替えてみてください。
有名な広告のほうが、そもそもの検索数が多いので、インプレッション数は増えると思います。
 
次に「広告グループ入札価格」が適切かを見ていきます。
これは平均掲載順位を見て決めていきますが、最初に決めていただいた入札価格によって、現在その広告がどの程度の順位にいるのかを確認します。
例えば、入札価格が10円で、順位が7.3位ですと、入札価格を上げてもらい、順位をさらに上にする必要があります。(入札価格を上げ下げするときは、1~2円単位で行いましょう)
また、入札価格が10円で1.4位にあるときは、逆に入札価格を下げて、コストを抑える必要があります。
だいたい1~40円くらいの間で、順位が1.0~4.0位くらいの間に広告があれば、割と普通くらいです。
 
これは、必ず〇位が売れる。というものでもないため、その広告が一番売れる順位を探していただくと良いです。
 
後程細かく関連性を説明しますが、簡単に各項目の関連性を記載しておきます。
 
・インプレッション数が少ない広告の場合は、キーワードが悪いか、広告の知名度自体が低い可能性があります。
 
・インプレッション数は多いが、クリック数が少ない場合は、広告説明文が悪いか、平均掲載順位が低い可能性があります。
 
・インプレッション数もクリック数も多いが売り上げに繋がらない場合はペラページが悪い可能性があります。
 
 
ある程度数字が出ているうえでクリック率が高ければ、売り上げに繋がる可能性が高いです。
 
3.0以上=素晴らしいです。このクリック率を維持、もしくは更に上を目指してください。
2.0~3.0=かなり良いです。もっと修正すると、更に良くなるかもしれません。
1.0~2.0=良いです。悪くはありませんが、もっと改善できる余地はあると思います。
1.0以下=広告文や平均掲載順位を見直す必要があります。
 
最後に、メンテナンスのコツとしては、これが一番大事!ということがないことをご理解いただくことです。
時間をかければ売上がでる、広告費をかければ注文数が増える、というわけではありません。
全ての要素が絡んできて、どれも大切なため、何がどのように絡んできているのかを理解すると、メンテナンスもイメージしやすくなると思います。